2026.02.20
パリで出会った、南仏<ソレイアード>の色
Farbeでお取扱いを始めたSOULEIADO(ソレイアード)。
パリを訪れた際、アパルトマンの1階に構える店舗に立ち寄ってみました。
落ち着いた佇まいの扉を開けると、そこには南仏らしい、明るくのびやかな色が並んでいました。
静かな佇まいの奥に広がる色
パリの街並みに自然に馴染む、控えめな玄関。
けれど一歩中に入ると、店内には軽やかな色と柄がいきいきと広がっています。
「SOULEIADO」という名は、南仏・Provence地方の言葉で“雨上がりの雲間から差し込む陽の光”という意味。
店内に広がる色柄は、南仏の草花や風、光の記憶を静かに映しています。
海を渡ってきた柄のルーツ
16世紀後半、フランス最大の貿易港だったマルセイユに、
インドから「インド更紗」がもたらされました。
それに影響を受けて生まれたのが、南仏の“プロヴァンス・プリント”。
店内には、フランスらしい素朴さと、どこか異国の空気を感じる柄が並びます。
そうした背景を思い浮かべると、ただの“きれいな柄”ではなく、 遠い土地から受け継がれてきた物語をまとった布に感じられます。
柄を楽しむ、自由な感性
印象的だったのは、店頭のディスプレイ。
ソレイアードの柄があしらわれた食器が並び、テーブルにはクロスがさらりと掛けられていました。
柄と柄を重ねても不思議と調和していて、どこか肩の力が抜けている。
「こうでなければ」という決まりよりも、そのときの“好き”を大切にしているような組み合わせ。
自由でのびやかな南仏の暮らしが、さりげなく伝わってくるディスプレイでした。
メルヴェイユ柄を装いに
店頭には、Farbeでも人気のメルヴェイユ柄を用いたYシャツも並んでいました。
やわらかく知的な柄は、シャツになるとまた違った表情に。
テーブルクロスとして広げると華やぎがあり、装いに取り入れると、ほどよいアクセントになる。
ソレイアードの柄の奥行きを、あらためて感じるひとときでした。
パリを訪れたら
今回訪れたのは、パリの一角にある店舗。
観光地のにぎわいとは少し違う、静かな空気の中でゆっくりと色を楽しめる場所です。
Farbeでは現在テーブルクロスのお取扱いのみですが、その一枚の背景には、こうした歴史と風土があります。
テーブルに広げるたび、旅の記憶がふとよみがえるような存在。
そんな楽しみ方も素敵だな、と感じた訪問でした。
●Souleiado
住所:78 Rue de Seine, 75006 Paris, フランス



